仮に広告が消えたとしても、それだけで満足な音楽体験が得られるわけではない。ストリーミングにおける本当のストレスは、広告の有無以外の部分にも隠れているからだ。
公式サービスの無料プランでは、スキップ回数の制限やシャッフル再生の強制、さらにはダウンロード不可によるギガ(通信量)の消費が大きな壁となる。特に地下鉄や飛行機など通信が不安定な場所でのオフライン再生は、完全な有料ライセンスなしには享受できない特権だ。目先の「広告なし」だけに囚われると、結果として毎月のデータ通信量が跳ね上がり、通信キャリアに余計な料金を支払う羽目になりかねない。