雨の日でも天候に左右されず、年間を通じて水泳を楽しめる屋内温水プールの存在も忘れてはならない。温水管理と空調システムが整った室内空間は、季節や天気を気にする必要がなく、ファミリーの休日計画を台無しにしない頼もしい味方だ。本格的な競泳コースを備えた施設も多く、本格的にフォームを磨きたいマスターズスイマーにとっても聖地となっている。
我が国において水泳がこれほど親しまれている背景には、輝かしい競技の歴史と手厚い育成体制が存在する。公益財団法人日本水泳連盟を中心に全国各地で水泳の普及活動や安全教育が進められており、五輪で数々の金メダルを獲得した北島康介氏のようなスター選手の躍進が、国民的な水泳人気の火付け役となった。見るスポーツから自ら泳ぐスポーツへ。日本の水泳文化は、トップアスリートの快挙と地域の身近な水泳場に支えられて発展を続けている。