茨城県内で最も警戒すべきは、一級水系である久慈川と那珂川の増水だ。過去の台風被害でも大きな水害に見舞われた両河川流域では、すでに河川事務所が監視カメラの映像をリアルタイムで公開し、水位上昇への警戒を強めている。
総雨量は県北の山沿いで400ミリを超えると見込まれる。大量の雨水が一気に河川へ流れ込めば、堤防越水や内水氾濫が同時に発生する恐れがある。自治体が指定するハザードマップの再確認は不可欠だ。
近年更新された「デジタル防災マップ」を活用すれば、自宅周辺の浸水想定深だけでなく、現在開設されている避難所の混雑状況もスマートフォンで一目で把握できる。避難勧告が出る前の自主的な判断が明暗を分ける。