フェアウェイに立つと、まず目に入るのはどこまでも続く青い水面だ。フラットな地形が多く一見すると平易に思えるが、実際にクラブを握るとその印象は一変する。最大の障壁は、湖から吹き抜ける計算不能の「レイクブリーズ」だ。
午前と午後で風向きがガラリと変わり、時には穏やかな微風が急激なアゲインストへと変貌する。ベテランのシングルプレイヤーであっても、風の読みを一歩間違えれば球は容易にウォーターハザードへ吸い込まれていく。緊張感と開放感が交互に押し寄せる18ホールは、一度プレーすれば誰もがその戦略性の高さに唸らざるを得ない。