クラウド連携とAI機能が標準化された現代のMicrosoft 365環境では、標準偏差の算出手順もかつてないほどスムーズになった。ワークシート上で計算を行う基本手順をおさらいしておこう。
まず、結果を表示させたいセルを選択し、半角で「=STDEV.P(」または「=STDEV.S(」と入力する。続けて、対象となる数値データが入力されているセル範囲をドラッグして指定し、カッコを閉じてEnterキーを押す。これだけで瞬時に正確な数値が導き出される。
なお、過去の古いファイル互換のために残されている「STDEV」や「STDEVP」といった旧関数も存在するが、マイクロソフトは最新の表記法への移行を強く推奨している。計算精度の向上や将来的な互換性を確保するためにも、常に「.P」および「.S」が付いた最新関数の使用を習慣化したい。