ダルビッシュ有「完全試合未遂」の真相|9回2死の衝撃と海外の反応

ダルビッシュ有「完全試合未遂」の真相|9回2死の衝撃と海外の反応

ダルビッシュ有「完全試合未遂」の真相|9回2死の衝撃と海外の反応の要点を分かりやすくまとめてご紹介します。

球場全体のボルテージが最高潮に達するなか、打席に迎えた27人目のバッターは、9番のマーウィン・ゴンザレス選手でした。カウントを取りにいった初球、内角低めを狙った88マイルのフォーシーム(カットボール気味の球)をゴンザレス選手が見逃さずコンパクトにスイングします。

鋭く弾き返された打球は、ダルビッシュ投手の足元を鮮やかに抜け、センター前へと転がるクリーンヒットとなりました。111球目にして喫したこの試合初被安打。球場全体が大きなため息と悲鳴、そして直後に敵味方の垣根を越えた万雷のスタンディングオベーションに包まれました。あとアウト1つ、わずか数センチの差で「完全試合」という名の夢はすり抜けていったのです。

しかし、ヒットを打たれた直後、ダルビッシュ投手が見せたのは悔し涙ではなく、白い歯をこぼした爽やかな笑顔でした。後に本人は「悔しさはもちろんあったけれど、ここまで投げられた楽しさと、相手バッターが良いバッティングをしたことへの敬意があった」と語っています。プレッシャーから解放された人間味あふれるその笑顔は、アメリカのファンの心を一瞬で掴み、単なる記録未遂を超えた名シーンとして語り継がれることになりました。

佐藤 大輔
Author

佐藤 大輔

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。