近年、国内外を問わず、俳優たちの行き過ぎた肉体改造に対する議論が活発になっている。ハリウッドではクリスチャン・ベールやホアキン・フェニックスがその代表格だが、彼らも後に「体へのダメージが大きすぎる」として、過激な減量を伴う役作りには慎重な姿勢を示すようになった。
日本の映画界でも、俳優の健康を守るためのガイドライン策定を求める声が上がり始めている。役者のプロ根性に依存し、命の危険を伴うような減量を美談として消費することへの危機感だ。菅田の今回の変貌は、映画のクオリティを高めた一方で、業界が抱える「役者への過度な負担」という課題を改めて浮き彫りにした。