「シンデレラタイム」という言葉は、使われるシチュエーションによって指し示す時間帯やニュアンスが大きく異なります。代表的な2つの文脈を把握しておきましょう。
1つ目は、童話『シンデレラ』の魔法が解ける時刻に由来する深夜0時(門限・終電)の意味です。恋愛やデートの場において、「今日はシンデレラタイムまでに帰らなきゃ」「シンデレラタイムだからお開きにしよう」といった表現で用いられます。品のある引き際を演出したり、名残惜しさを残して次のデートにつなげたりする合言葉として定着しています。
2つ目は、美容やヘルスケアの分野で長年語られてきた夜22時から深夜2時を指す時間帯です。この時間帯に眠っていると成長ホルモンが活発に出て肌が再生するという考え方から、俗に「睡眠のゴールデンタイム」や「肌のシンデレラタイム」と呼ばれてきました。しかし、この美容上の定義には大きな誤解が含まれています。