だが、手に入れるまでの道のりは決して平坦ではない。今回のジョジョプライズは箱のサイズが巨大で、重量も800グラムを超える「重量級プライズ」に分類される。そのため、店舗側も安易に乱獲されないよう、複雑かつシビアな筐体設定を施している。
「橋渡し」と呼ばれる、2本のバーの上に箱を渡して落とす設定が主流だが、斜めにハマった際の滑り止めゴムの粘着力や、アームの開閉幅、押し込みの強さなど、数ミリ単位のミスが命取りになる。「前傾姿勢で押し込むのか、お尻を持ち上げてずらすのか。1手ごとに緻密な計算が求められる」と、来店していたクレーンゲーム専門のYoutuberは分析する。生半可な気持ちで挑めば、あっという間に1万円札が消えていく過酷な戦場なのだ。