問題の火種となったのは、過密日程とアクセス集中だ。利府エリアをはじめとする郊外型会場では、数万人規模の観客が特定時間帯に一挙に移動する。鉄道の輸送力、道路のボトルネック、そして駐車場不足という積年の課題が、特定の大規模公演の終演時に一気に噴き出す形となった。
事態の経緯解説を時系列で辿ると、開演数時間前から主要幹線道路で想定を超える渋滞が発生。さらに悪天候が重なったことで、臨時バスのピストン輸送に致命的な遅れが生じた。結果として、開演時間に間に合わない観客が続出し、終演後も深夜近くまで駅周辺で足止めを余儀なくされる事態に陥った。現場スタッフの懸命な誘導があったものの、過酷な状況に疲弊した参加者からは不満が噴出した。