ハムサ(Hamsa)とは、アラビア語の「5(ハムサ)」に由来する、開いた右手をかたどった伝統的な護符です。中東から北アフリカ、地中海沿岸にかけて数千年前から広く用いられており、主に「邪気払い」「嫉妬除け」「スピリチュアルな幸運の獲得」を目的として大切に扱われてきました。
一般的な人間の手とは異なり、ハムサの多くは親指と小指が同じ長さで左右対称にデザインされているのが大きな特徴です。この左右対称のフォルムには、「宇宙の調和」「陰と陽のバランス」「完全なる保護」という意味が込められています。
文化や国境を越えて親しまれている理由は、その圧倒的な歴史の深さと、普遍的な「人の悪意から身を守り、平穏を保ちたい」という願いに合致しているからです。現在では宗教的な枠組みを超え、ポジティブなエネルギーを保つためのウェルネス・シンボルとしても世界中で支持を集めています。