海に潜らずともマンタの生態を間近で体感できる施設として、世界中から研究者や観光客が訪れるのが「沖縄美ら海水族館」です。
同館の巨大水槽「黒潮の海」は、ナンヨウマンタの複数飼育と世界初となる水槽内での繁殖成功を成し遂げた伝説的な実績を持ちます。巨大水槽の中を複数のマンタが隊列を組んで泳ぐ姿や、給餌タイムに立ち泳ぎをしながら豪快にプランクトンを吸い込む様子は、美ら海水族館ならではの圧巻の光景です。
全身が漆黒に包まれた極めて珍しい変異個体「ブラックマンタ」の飼育・展示実績もあり、2026年現在も水族館発の生体研究や保全活動の最前線として世界を牽引しています。大パノラマのアクリルパネル越しに見上げるマンタの腹部は、まるで空を飛ぶ巨大な鳥を地上から眺めているかのような感動を与えてくれます。