地元関係者への取材で見えてきたのは、混雑とは無縁の奥深い清流や隠れた絶景スポットの存在だ。熊本と大分の山間に佇む菊池渓谷の奥地や、湧水群を抱く岳間渓谷では、木漏れ日と天然の冷水プールが天然のクーラーとなって訪れる者を包み込む。冷たい水に足を浸すだけで、体感温度が一気に下がるのを実感できるはずだ。
さらに注目したいのが、この夏限定で開催されるトワイライト&ナイトイベントだ。日中の暑さを完全に回避する取り組みとして、山間部の渓谷を幻想的な竹灯籠で照らす夜間ライトアップや、満天の星空を眺めるナイトウォークツアーが各地で企画されている。日没後の心地よい風を感じながら過ごす時間は、昼間の旅では決して味わえない特別な旅情を約束してくれる。
主要幹線道路を避け、山間を縫うローカルルートや旧街道を活用した混雑回避ルートを選択すれば、渋滞に巻き込まれる心配も少ない。事前のルート設計こそが、満足度の高い夏旅を完結させる鍵となる。