近年の渋谷のパンシーンを語るうえで、東急株式会社を中心とした大規模な駅周辺の再開発は見逃せない。駅直結のランドマークとして賑わう渋谷スクランブルスクエアには、国内外から選りすぐりのブーランジェリーが集結し、通勤客や買い物客の足を止めている。
さらに、開放的な芝生広場と商業エリアがシームレスにつながるRAYARD MIYASHITA PARK周辺では、テイクアウトした焼きたてパンを青空の下で楽しむ新しいテラススタイルが定着した。商業施設の中でありながら、ストリートの躍動感を取り入れた空間設計が、パンを食べる時間をより自由で特別な体験へと押し上げている。