素材選びにおいて、現在市場の二大勢力となっているのが「アルミ複合タイプ」と「樹脂・シリコンタイプ」である。
東洋アルミエコープロダクツ株式会社などが長年培ってきた技術の結晶である難燃性防汚アルミシートは、油汚れに対する圧倒的な強さと熱への強度が売りだ。万が一の油の付着でもサッと拭き取るだけで油分が広がるのを防ぎ、不燃・難燃素材としての安心感がキッチン下という火元に近い環境にしっかりと合致する。
対してEVA樹脂やシリコン素材のマットは、水洗いして何度でも再利用できるメンテナンス性と、高いグリップ力が魅力だ。天板上を焦げやキズから守るIHクッキングヒーター保護マットの普及に伴い、コンロの上下で素材感を統一し、統一感のあるインテリア性を追求する層からも支持を集めている。油跳ねや液だれの激しい調味料周辺にはアルミ製、重い鍋やボウルを並べるエリアには厚手の樹脂製と、置くものに応じた使い分けがスマートだ。