5月28日の代表的な記念日として真っ先に挙げられるのが「花火の日」です。「なぜ本格的な夏前の5月に花火?」と疑問を抱く方も少なくありません。その理由は、今からおよそ300年近く前の江戸時代にまでさかのぼります。
享保18年(1733年)旧暦の5月28日、八代将軍・徳川吉宗が前年の大飢饉で亡くなった人々の慰霊と悪病退散を祈願し、隅田川で水神祭を執り行いました。その際、両国橋のたもとで水神祭にあわせて花火を打ち上げたことが、現在の「隅田川花火大会」のルーツであり、花火の日の制定理由となっています。単なる娯楽ではなく、疫病退散と鎮魂の祈りを込めた儀式が始まりだったという事実は、現代を生きる私たちの胸にも深く響きます。
もう一つの大きな柱が「ゴルフ記念日」です。1927年5月28日、神奈川県横浜市の保土ヶ谷ゴルフ場において、栄えある「第1回日本オープンゴルフ選手権競技」が開催されました。日本におけるプロ・アマ合同の最高峰トーナメントが幕を開けたこの日を記念し、スポーツ振興ゴルフ推進協議会が1994年に制定しました。新緑が鮮やかに映えるこの季節は、まさにプレーを楽しむ絶好のタイミングでもあります。