スマートフォンの画面を開けば、メジャーリーガーの打撃理論やトレーニング動画が簡単に見つかる時代。いまの選手たちはYouTubeなどを通じて膨大な野球情報に日常的に触れている。酒田リトルシニアの指導陣は、そうした新しい知識を否定することなく、選手との対話の糸口として巧みに取り入れている。
「動画で見たあのフォームを試してみたい」という選手の知的好奇心を受け止めつつ、怪我を防ぐための正しい身体の使い方へと導く。一般財団法人日本リトルシニア中学硬式野球協会が推進するコンプライアンス遵守や選手の肘・肩の検診体制も徹底。さらに山形県酒田市の地元住民や保護者会、OB会による献身的なサポート体制が、子どもたちが野球に没頭できる安全な土壌を強固なものにしている。