小泉氏が本来目指している社会保障改革の核心はどこにあるのか。自民党総裁選 小泉進次郎 年金政策の論点を整理すると、受給開始年齢の操作ではなく、労働市場改革と連動した「支え手の拡大」に主眼が置かれていることが分かります。
小泉氏が掲げる小泉進次郎 社会保障改革案の柱は、主に以下の3点です。
- 社会保険の適用拡大:パートやアルバイト、非正規雇用で働く短時間労働者への厚生年金加入を促し、将来の低年金・無年金リスクを軽減する。
- 労働市場の流動化と解雇規制の見直し:成長産業への円滑な労働移動を促し、現役世代の賃金上昇と経済全体の底上げを図る。
- 年齢フリーな社会保障:年齢で一律に「支えられる側」と決めつけるのではなく、働く意欲と能力のある高齢者が働き続けられる税制・年金体系の構築。
小泉氏の問題意識は、少子高齢化によって現役世代の保険料負担が限界に達しつつある現状を打破することにあります。高齢者であっても十分な収入がある層には一定の負担を求め、逆に低所得の若年層や非正規雇用のセーフティネットを厚くするというのが本来の政策思想です。