モケケの知名度を一気に全国区へと押し上げた最大の功労者が、日本各地の観光名所や特産品をモチーフにしたご当地モケケのシリーズ展開です。北は北海道から南は沖縄まで、日本全国47都道府県すべてに専用のデザインが割り当てられており、その総数は現在数百種類に達しています。コレクターたちは自身が訪れた地域のモケケを集め、日本地図を埋めていく「ご当地モケケマップ」の作成に情熱を注いでいます。
地域ごとの代表的なモケケ種類一覧とその特徴を整理しました。
- 北海道・東北エリア:クリオネやラベンダー(北海道)、わんこそば(岩手)、ずんだ・伊達政宗(宮城)、リンゴ(青森)など、豊かな食文化と歴史を反映した色鮮やかなデザインが目立ちます。
- 関東エリア:東京タワーやパンダ(東京)、水戸黄門(茨城)、落花生(千葉)、中華街(神奈川)など、都市のランドマークや名物が大胆に刺繍されています。
- 中部・北陸エリア:富士山(静岡・山梨)、信州リンゴ・わさび(長野)、恐竜(福井)、金箔(石川)など、自然の雄大さと伝統文化が融合した人気モデルが集中しています。
- 近畿・中国・四国エリア:新選組・八ッ橋(京都)、たこ焼き・トラ(大阪)、鹿(奈良)、讃岐うどん(香川)、みかん(愛媛)など、キャッチーでユーモアあふれる意匠が揃います。
- 九州・沖縄エリア:あまおう(福岡)、くま・からし蓮根(熊本)、シーサー・ゴーヤ(沖縄)など、南国情緒と強い地域色を前面に押し出したカラーリングが特徴です。
各モケケの胴体には、その土地を象徴するフレーズ(例:「信州」「おいでやす」「めんそーれ」など)が丁寧に刺繍されており、旅の記憶を鮮明に残すアイテムとして機能しています。