手紙や挨拶状で「錦秋の候」を用いる目安は、10月中旬から11月上旬(11月7日頃の「立冬」の前日まで)です。
時候の挨拶は、二十四節気や実際の気候に合わせて選ぶのが基本ルールです。10月上旬はまだ残暑の名残や初秋の気配が残るため、本格的に木々が色づき始める10月中旬頃から使い始めるのが自然とされています。そして暦の上で冬に入る「立冬(11月7日〜8日頃)」を迎えると、時候の挨拶は冬の表現(初冬の候、立冬の候など)へ移行するため、「錦秋の候」は立冬前までに投函するのがスマートです。
10月の時候の挨拶から11月の時候の挨拶への橋渡し役として、秋の深まりと鮮やかさを伝えるのに最も適した時期といえます。