違法賭博と巨額窃盗の発覚を機に、水原氏の過去の経歴についても次々と疑惑が浮上しました。公式プロフィールに記載されていた「カリフォルニア大学リバーサイド校卒業」という学歴は同大学に在籍記録がなく、過去にボストン・レッドソックスで岡島秀樹氏の通訳を務めていたとされる経歴も球団側から否定されるなど、経歴詐称疑惑が明るみに出たのです。
司法の場において、水原氏は2026年6月、カリフォルニア州サンタアナの連邦地方裁判所に出廷。検察側との司法取引に応じ、以下の2つの重罪について全面的に罪を認めました。
- 銀行詐欺罪(最高刑:禁錮30年):大谷選手の銀行口座から約1700万ドルを不正送金した罪
- 虚偽の納税申告(最高刑:禁錮3年):違法賭博の勝ち金約410万ドルを申告せず、約115万ドルの追徴課税を逃れようとした罪
法廷で水原氏は「私は被害者A(大谷選手)の口座にアクセスし、許可なく送金を行いました」と供述。大谷選手に対する約1700万ドルの全額賠償および国税庁への追徴金の支払いが義務付けられ、重い実刑判決を受けることとなりました。