旅程を組む際によくある悩みが、「トロッコ列車を往復で乗るべきか、片道だけ乗るべきか」というルート設計です。所要時間や観光の充実度を考慮すると、片道利用を軸にした観光ルートの満足度が際立ちます。
最も王道で人気の高いプランは、「行き:トロッコ列車(嵯峨→亀岡)+ 帰り:保津川下り(亀岡→嵐山)」のセットルートです。行きは崖の上から渓谷を見下ろし、帰りは舟師の巧みな竿さばきで水上から奇岩や激流を間近に体感する約90分の舟旅を楽しめます。トロッコ亀岡駅から保津川下りの乗船場までは連絡バス(京阪京都交通)が運行されており、スムーズな乗り換えが可能です。
船の揺れが苦手な方や短時間で嵐山へ戻りたい場合は、「片道トロッコ列車 + 帰りJR山陰本線(嵯峨野線)」の組み合わせが最適です。トロッコ亀岡駅から徒歩約10分の場所にJR馬堀駅があり、そこからJR線に乗れば約8分でJR嵯峨嵐山駅、約25分でJR京都駅まで戻ることができます。
時間があるなら、トロッコ亀岡駅周辺の観光も見逃せません。駅周辺にはレンタサイクルが整備されているほか、明智光秀ゆかりの「丹波亀山城跡」や、のどかな田園風景が広がる湯の花温泉郷へのアクセス拠点としても活用できます。