夏の頂点を決める全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会への出場枠は、極めて狭き門だ。全国から集う猛者たちと相まみえるためには、まず京都府予選という険しいトーナメントを勝ち抜かなければならない。梅雨の晴れ間の蒸し暑さや連戦による肉体的な疲労は、選手たちの体力と精神力を削り取っていく。
ベンチに入れない部員たちの声援、監督の熱いゲキ、そして支えてくれた保護者への感謝。そうしたあらゆる想いを背負って走る選手たちの姿は、単なる勝敗を超えた感動を届けてくれる。全国大会への切符を掴み取る瞬間まで、ピッチ上のドラマは止まることがない。