誕生から時を経てもなお話題が尽きない最大の要因は、現代のデジタルプラットフォームとの驚異的な親和性にある。とりわけTikTokを中心とする縦型ショート動画の世界では、インパクトのある数秒のシチュエーションが何よりも重宝される。声優志望者によるアテレコ動画や、実写での再現コント、さらにはVTuberによるリアクション配信に至るまで、このフレーズは格好のインターネット・ミームとして再生産され続けている。
元ネタの文脈を知らないデジタルネイティブ世代にとっても、「整った顔立ちで芋けんぴを食べる」という構図は直感的な面白さを持つ。テンポよくオチがつく短尺コンテンツの潮流に乗ることで、作品は新たなオーディエンスを次々と獲得し、自律的にバズを拡大させているのだ。