大作ドラマや地上波の話題作に出演する一方で、彼はミニシアター系映画やインディペンデント監督の意欲作への出演を精力的に続けている。興行収入や作品の規模に囚われず、「誰とどんな表現を作るか」を最優先にする作品選びのスタンスは、根強い映画ファンの信頼を集める大きな要因だ。
単館系の映画館に足を運ぶ観客にとって、彼の名前がクレジットされていることは作品の質の高さを担保する一種のマークになっている。カルチャーシーンに深く根を張りながら、メジャーシーンにも違和感なく溶け込む柔軟性。このバランス感覚こそが、彼を唯一無二のポジションへと押し上げた。