日本海は冬期だけでなく、低気圧の通過や台風の余波によって一瞬で急激なウネリ(土用波・高波)が押し寄せる過酷な環境です。網代浜突堤においても、過去に釣り人の海中転落やブロック間への挟まり事故が発生し、尊い命が危険にさらされた事例が記録されています。
テトラポッドの表面には海苔や藻が付着しており、濡れたスパイクブーツでも容易に滑落します。一度テトラの隙間に落ちると、自力での這い上がりは不可能に近く、波の引き波で深部へ引きずり込まれるリスクが極めて高くなります。
この海域で釣り竿を握る以上、国土交通省承認(桜マーク付き)のライフジャケット着用は最低限の義務です。膨脹式だけでなく、ブロックでの擦れや衝撃に強い浮力体入りベストの着用が推奨されます。また、単独釣行を避け、波の高さが1.5mを超える予報の日は即座に釣行を中止する判断力が求められます。