彼らの魅力を語る上で欠かせないのが、作中で放たれる言葉の重みだ。たとえば「守らなければならないものができたんだ。お前だ」というハウルの台詞は、臆病だった男が覚悟を決める劇的な転換点として、多くの観客の記憶に焼き付いている。またアシタカが放つ「共に生きよう」という端的な一言には、過酷な世界に向けた祈りにも似た意志が宿る。
現代のファン意識調査においても、こうした名言は「理想のパートナー像」と深く結びついていることが窺える。単に甘い言葉を囁くのではなく、相手の存在を尊重し、時には泥臭く葛藤しながらも守り抜こうとする姿勢。これこそが、世代を超えて「理想のタイプ」として語り継がれる最大の要因だろう。