開票の夜、各自治体の開票所では「疑問票」と呼ばれる判別が難しい投票用紙の選別作業が深夜まで繰り広げられる。
文字が著しく崩れていて読めない票、類似する政党名や候補者名でどちらを指しているか判断がつかない票などは、まず仕分け台から外される。その後、選任された開票立会人の意見を聴いた上で、最終的に自治体の「投票管理者」が有効か無効かを法に照らし合わせて厳密にジャッジする。
もし同じ略称を持つ政党が複数存在する場合(過去に実際に見られた事例など)、その略称単体で書かれた票は「案分票」として、それぞれの党の確定得票率に応じて小数点単位で分配されることもある。あなたの明確な意思を100パーセントそのまま反映させるためには、迷いの余地を残さない明確な筆記が何より求められる。