業界全体が厳しい現実に直面する一方で、未経験から高収入ルートへ着実に駒を進める層も存在する。その第一歩となるのが、各事業者が用意している「大型第二種運転免許」の取得養成制度の活用だ。自己負担数十万円を事業者に肩代わりさせ、免許取得と同時に乗務をスタートさせる。
年収600万円の壁を超えるための現実的なルートは、都市部の公営バス採用試験を突破するか、観光・高速バスのフラッグシップ路線で無事故実績を積み、インバウンド需要で沸く貸切専属ドライバーへシフトすることだ。英語対応手当やインバウンド運行手当などを組み合わせ、手取りを最大化する戦略が現場で機能し始めている。