2010年代中盤、スマートフォンの普及に伴い、ゆ虐ゲームはFlashからiOS・Androidアプリ市場へと移植・新規開発が進みました。しかし、このモバイルシフトこそがジャンル衰退の決定的な引き金となります。
App StoreおよびGoogle Playの規約厳格化により、「過度な暴力」「自傷・虐待を想起させる描写」「不快感を与えるグロテスクなコンテンツ」に対する検閲が急激に強化されました。架空の饅頭型クリーチャーであっても、苦痛を伴うアニメーションや流血・損壊を連想させる表現が含まれるアプリは、ストアから一斉にリジェクト(掲載拒否)および配信停止処分を受けることになります。
さらに、東方Projectの原作者であるZUN氏および上海アリス幻樂団が策定した「東方Projectの二次創作ガイドライン」への配慮や、プラットフォームのコンプライアンス遵守の観点から、個人開発者が公式ストアでゆ虐アプリを公開・維持することは極めて困難になりました。