世界が息をのむ韓国の寿命急伸、日本肉薄の要因と健康寿命の真相

世界が息をのむ韓国の寿命急伸、日本肉薄の要因と健康寿命の真相

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平均寿命の数字が華々しく伸びる一方で、日常生活を制限なく自立して送れる期間を示す健康寿命(Healthy Life Expectancy)に目を向けると、別の現実が顔を覗かせる。韓国統計庁(KOSTAT)の調査や国際比較データを照合すると、平均寿命と健康寿命の間には10年以上の隔たりが存在する。つまり、晩年の10年前後を何らかの病気や介護を抱えて過ごす計算になる。

さらに暗い影を落としているのが、OECD諸国で最悪の水準にある高齢者の相対的貧困率だ。4割近い高齢者が貧困状態にあり、国民年金制度の成熟が追いつかないまま長寿化だけが先行した。ソウルの繁華街で段ボールを集めて生計を立てる高齢者の姿は珍しくない。寿命が延びたこと自体が、経済的困窮と孤立の中で生きる期間の長期化を意味するという皮肉な現実がそこにある。

吉田 誠
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吉田 誠

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