SNSやネット掲示板を観察すると、査定現場に対するユーザーの戸惑いや落胆の声が数多く投稿されています。「ダンボール3箱分持ち込んで1時間半待たされた結果、買取額は合計48円で残りはすべて持ち帰りだった」「袋から一度も出していない引き出物のシーツなのに、箱に傷があるという理由で突き返された」といったリアルな体験談が後を絶ちません。
特に顕著なのが、汚れや破れを巡る認識のギャップです。一般の消費者は「自宅で洗濯したから綺麗」「パジャマや部屋着としてならまだ着られる」と考えがちですが、中古服を購入する客層の視線は年々シビアになっています。
現場査定スタッフがチェックするチェックリストは細分化されています。脇の下の汗ジミ、首周りの皮脂汚れ、ペットの微細な毛、柔軟剤や防虫剤の残り香などは、自然光ではなく店内の高輝度LED照明下で厳密に目視検品されます。「中古品を買う人が、他人の生活臭や使用感を許容できる限界ライン」を少しでも超えていれば、再販不能な不良在庫と判断されます。ネット上で散見される「セカストの査定は厳しい」という評判の裏には、店舗側の再販基準と一般ユーザーの感覚との間に横たわる深い溝が存在します。