バッタの飼い方完全ガイド!共食いを防ぎ長生きさせるプロの極意

バッタの飼い方完全ガイド!共食いを防ぎ長生きさせるプロの極意

話題沸騰中の バッタの飼い方完全ガイド!共食いを防ぎ長生きさせるプロの極意について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。

バッタを飼い始めた人が必ず直面するのが、「いつまで生きるのか?」という寿命の問題です。バッタの寿命と越冬の仕組みを正しく把握していなければ、秋の終わりに訪れる死期に慌てることになります。

日本に生息するトノサマバッタやショウリョウバッタ、オンブバッタの多くは、春に孵化し、夏に成虫となり、秋に産卵を終えて一生を終える「1年1世代(年1化)」の昆虫です。成虫になってからの寿命はおよそ2〜3ヶ月程度であり、野外では初霜が降りる10月下旬から11月頃に寿命を迎えます。室内でヒーターを用いて保温すれば12月〜1月頃まで延命できるケースもありますが、成虫のまま春まで越冬させることは生態的に極めて困難です(※ただし、成虫で越冬する習性を持つ「ツチイナゴ」などは例外です)。

成虫飼育の醍醐味は、その命を次の世代へと繋ぐ「産卵」にあります。オスとメスが成熟して交尾を確認できたら、速やかにバッタ産卵床の作り方を実践してください。

トノサマバッタなどの地中産卵を行う種には、深さ10〜15cm程度のタッパーやカットしたペットボトル容器を用意します。中に入れる土は、園芸用の黒土や赤玉土(小粒)、川砂をブレンドし、手で握って団子状になり、指で押すとホロリと崩れる程度の水分を含ませます。メスはお腹の先端を土深くに差し込み、泡状の分泌物で包まれた細長い卵嚢(らんのう)を産み落とします。

産卵が完了した容器はケースから取り出し、乾燥しすぎず湿りすぎない環境(フタに小さな空気穴を開けた状態)で、暖房の効かないベランダや玄関などの冷暗所で春まで保管します。バッタの卵は一定期間の「冬の寒さ」を経験しないと休眠打破(発生の再開)が行われないため、冬の間ずっと暖かいリビングに置いておくと春になっても孵化しない点に注意が必要です。

木村 陽翔
Author

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。