ミッキー・ロークのキャリアを語る上で欠かせないのが、1980年代の圧倒的な美貌とスター性です。フランシス・フォード・コッポラ監督の『ランブルフィッシュ』(1983年)で注目を浴び、「ジェームズ・ディーンの再来」とメディアから絶賛されました。
そして1986年、キム・ベイシンガーと共演した官能ドラマの金字塔『ナインハーフ』の世界的大ヒットにより、彼の人気は頂点に達します。アンニュイな眼差し、はにかんだような笑み、鍛え上げられた肉体美は、日本をはじめ世界中の女性たちを熱狂させました。続く『エンゼル・ハート』(1987年)などでも高い演技力を証明し、名実ともにハリウッドのトップスターへと上り詰めたのです。