両チームの力関係を語る上で欠かせないのが、積み重ねられた膨大な試合データです。伝統の一戦における歴代対戦成績を振り返ると、80年以上の歴史の中で通算2,000試合以上が消化され、長期的な巨人対阪神の通算成績比較では巨人が勝ち越しの数字を残しています。
しかし、本拠地別で見ると様相は一変します。東京ドームでは巨人が無類の強さを誇る一方、阪神甲子園球場では独特の浜風と大観衆の後押しを受ける阪神が圧倒的な勝率を記録してきました。また、昭和から平成にかけて熱狂のあまりグラウンド内外で繰り広げられた巨人阪神戦における乱闘の歴史と経緯も、互いのプライドが極限までぶつかり合った証左といえます。一球の死球、一つの判定に選手・首脳陣が激高した記憶は、今もオールドファンの間で語り草です。