漢字の基本構造として、王偏に虎の訓読み・音読みを整理すると、音読みは「コ」、常用漢字表外の訓読みはありません。名乗り(人名に用いられる特別な読み)としては「とら」と読ませるケースも一部で見られますが、基本的には音読みの「コ」を用いて「琥太郎(こたろう)」や「琥珀(こはく)」のように読ませるのが通例です。
気になる王へんに虎の部首は「玉偏(たまへん・おうへん)」に分類されます。漢字の左側に配置される「王」は、元々「玉(ぎょく・美しい宝石)」の形から来ており、へんになると4画目の点が省略されて「王」の形をとります。そのため、漢和辞典を引く際は「玉部」の配下に属している点に留意してください。
続いて琥の画数と書き順についてです。総画数は12画(部首の王偏が4画、つくりの虎が8画)となります。筆順でつまずきやすいのは右側の「虎(とらかんむり)」の部分です。左側の王偏を「横・縦・横・下から右上への跳ね上げ」の順で4画書いたあと、虎の1画目である短い縦払いから書き進めます。「虍」の冠部分をバランスよく整えた後、下部の「几」を滑らかに収めることで、形の整った美しい文字に仕上がります。