中古車市場で「ミラジーノ 買ってはいけない理由」として挙げられる要素は、車両自体の欠陥というよりも、製造から20年前後が経過した旧車ゆえのリスクに起因するものが大半です。購入前に絶対に把握しておくべき主なデメリットは以下の4点に集約されます。
第1に、ミラジーノで故障しやすい箇所として代表的なのが、エンジン周りのシール類劣化による「オイル滲み・漏れ」と「冷却水(LLC)漏れ」です。特に初代に搭載されたEF型エンジンは、シリンダーヘッドガスケット抜けやタペットカバーパッキンの硬化が起きやすく、放置すればオーバーヒートや焼き付きに直結します。
第2に、足回りやマフラー、サイドシル(車体下部)に発生する「深刻なサビ・腐食」です。融雪剤が撒かれる寒冷地で使用されていた個体では、外見が美しくても下回りに大穴が空いており、車検に通らないケースが散見されます。
第3に、エアコンコンプレッサーの故障です。軽自動車の旧車全般に言える弱点ですが、コンプレッサーの焼き付きやエバポレーターからのガス漏れを修理する場合、修理費用が10万〜15万円規模になることも珍しくありません。
第4に、純正部品の供給終了(製廃)です。内外装のモール類や専用クリップ、スイッチ類など、新品の純正パーツが手に入らない事例が増えています。現状のコンディションを把握せずに「見た目が可愛いから」「安いから」という理由だけで現状渡しの格安車に飛びつくと、納車直後から修理費がかさみ後悔する結果となります。