ONE OK ROCKのTakaこと森内貴寛(もりうち たかひろ)は、1988年4月17日、演歌界の頂点に君臨する森進一と元トップアイドルの森昌子という、日本芸能界屈指のサラブレッドとして生を受けました。幼少期から名門・慶應義塾幼稚舎へと進学し、慶應義塾普通部(中学校)を経て慶應義塾湘南藤沢高等部(SFC高校)へ進むという、誰もが羨むエリートコースを歩んでいたのです。
ジャニーズ事務所へ入所したのは2001年8月、中学1年生(13歳)の夏でした。本人が後に音楽誌のロングインタビュー等で振り返ったところによると、事務所入りは自発的なアイドルへの憧れというよりも、母・森昌子の勧めや家庭環境を巡る複雑な力学が発端だったとされています。当時からその端正な顔立ちと、両親譲りの規格外の音感・声量はJr.内でも際立っており、入所直後から先輩グループのバックダンサーにとどまらない特別な存在感を放っていました。
森内貴寛のジャニーズJr.時代は、まさに超スピード出世の連続でした。入所翌年の2002年には、少年隊主演の伝統ミュージカル『PLAYZONE'02 愛史』に出演したほか、NHKの音楽番組『ザ少年倶楽部』でもソロパートを与えられるなど、事務所上層部からも破格の期待を寄せられていたことが当時の映像記録からも確認できます。