妊活中の女性の間でSNSや体験談掲示板でよく話題に上るのが、「基礎体温がガタガタだったのに妊娠していた」という報告です。教科書通りの美しい二相グラフでなくても、妊娠が成立するケースは現実に数多く存在します。
基礎体温計はあくまで口の中の表面温度を測る簡易ツールであり、体内の深部体温や卵胞の正確な発育状態を100%可視化できるわけではありません。測定上の誤差や一時的な自律神経の乱れで表面的なグラフが乱れて見えていても、卵巣内では質の良い卵子が育ち、タイミングよく受精・着床を果たしていることは十分にあり得ます。
排卵前後の体温の乱れに過度にとらわれ、「今月はグラフが崩れたから妊娠は無理だ」と過度に落ち込む必要はありません。ただし、高温期が途切れ途切れでも16日以上高温状態が続き、生理予定日を過ぎても体温が下がらない場合は、妊娠検査薬の使用や産婦人科での確認が推奨されます。