Q1:下糸巻きの軸を右に動かしたまま戻すのを忘れるとどうなりますか?
A1:フットコントローラーを踏んだりスタートボタンを押したりしても、針棒が上下せず、ミシンが全く縫えない状態になります。最近の電子・コンピューターミシンではエラー表示(「下糸巻き軸が右に寄っています」などの警告音や液晶メッセージ)が出ます。下糸を巻き終わったら、ボビンを取り外す前に軸を必ず「左側」へカチッと押し戻す習慣をつけてください。
Q2:下糸を巻くとき、ボビンの穴から出た糸端はどのタイミングで切ればいいですか?
A2:巻き始めに指で糸端を持って5〜6回転させたところで一度ミシンを停止し、そのタイミングで根元から綺麗に切り落とすのがベストです。最初から切らずに巻き続けると、糸端が軸の根本に巻き込まれてモーターを焼き付かせる原因になり、逆に巻く前に切ってしまうと芯への巻き付きが滑って空回りの原因になります。
Q3:巻き上がったボビンの糸がフワフワと柔らかく、押すとへこんでしまいます。このまま使えますか?
A3:使えません。フワフワした状態のボビンは、上部のテンション案内(糸調子皿)に糸がしっかり通っておらず、張力がかからないまま巻き取られた状態です。このボビンをセットして縫うと、縫製中に糸がドバッと一気に引き出されて下糸が緩み、裏面で激しく糸がもつれます。一度その糸をもったいぶらずに引き出し、テンション皿の奥までカチッと糸を挟み直して固く締まるように巻き直してください。