新進気鋭のスイーツが注目を集める一方で、昭和初期から続く温泉街の伝統を支えてきた老舗の存在感も健在です。熱海の食べ歩き文化の原点ともいえるのが、店頭のせいろから立ち上る真っ白な湯気が目印の「温泉まんじゅう」です。
1個から買える幸せ!温泉まんじゅう食べ比べの実践
熱海駅前の両商店街には、十数軒の和菓子店がひしめいています。「温泉まんじゅう 食べ比べ」を行う際は、箱買いではなく「店頭の蒸したてをバラで1個ずつ」購入するのが鉄則です。
例えば、平和通り商店街の老舗「阿倍川餅本舗」系列や「泉寿庵」、仲見世商店街の「こがねフーズ」など、店ごとに皮の配合や餡の仕上がりが明確に異なります。黒糖の風味がガツンと効いたモチモチ系、薄皮で小豆の粒感を残したあっさり系、あるいは赤飯をまぶした変わり種まで、食べ比べることで初めて各店の歴史とこだわりが立体的に浮かび上がってきます。1個あたり120〜170円程度という手頃さも、食べ歩きには嬉しい魅力です。
海鮮串と干物試食!熱海海鮮食べ歩きの穴場ルート
「熱海に来たからには魚介も手軽に味わいたい」というニーズに対し、近年急速に進化しているのが海鮮系のワンハンドグルメです。海鮮丼の専門店はランチ時に長い待機列が発生しますが、店頭で串焼きや揚げ物を提供する店舗なら短時間で海の幸を堪能できます。
熱海海鮮 食べ歩き 穴場として見逃せないのが、商店街の路地裏や平和通りの外れにある干物直売店の店頭イートインです。炭火でその場で焼き上げるアジの干物やホタテ串、金目鯛のすり身を贅沢に使った串天など、観光客でごった返す大通りから一歩入るだけで、驚くほどスムーズに極上の鮮魚スナックに巡り会えます。干物店がサービスで提供する試食を口にしながら、店主と世間話を交わす時間も、旅情を色濃く感じさせる瞬間です。