手足口病と水疱瘡の見分け方|発疹の場所と登園基準の違いを徹底解説

手足口病と水疱瘡の見分け方|発疹の場所と登園基準の違いを徹底解説

手足口病と水疱瘡の見分け方|発疹の場所と登園基準の違いを徹底解説に関する最新のニュースを速報でお届けします。最新情報を求める方は必見です。

Q1:手足口病と水疱瘡に同時に感染することは本当にありますか?
A1:はい、医学的に十分起こり得ます。両疾患は全く異なるウイルス(腸管ウイルスとヘルペスウイルス)を病原体とするため、免疫の競合が起きず、同時期に重複して感染することがあります。園内で両方が流行している場合などに発症し、体幹と四肢末端の両方に異なる性状の水ぶくれが多発することがあります。

Q2:発疹の痕(あと)は綺麗に消えるのでしょうか?
A2:手足口病の発疹は皮膚の浅い表皮層にできるため、色素沈着が一時的に残っても数週間から数か月で痕を残さず綺麗に消えるのが一般的です。一方の水疱瘡は強いかゆみを伴うため、子どもが爪で掻き壊して真皮層を傷つけたり、黄色ブドウ球菌などの細菌による二次感染を起こすと、クレーター状の瘢痕(あばた)として一生残るリスクがあります。水疱瘡と診断されたら早期にかゆみ止めの外用薬(カチリなど)を塗り、子どもの爪を短く切ってミトンを着用させるなどの配慮が不可欠です。

Q3:水痘ワクチンを2回接種していても水疱瘡にかかりますか?
A3:かかる可能性はあります。2回接種完了による発症予防効果は約80%と非常に高いものの、100%ではありません。免疫が成立していても罹患する現象を「ブレイクスルー水痘」と呼びます。ただし、感染しても発熱しなかったり、発疹の数がわずか数個から十数個程度で済むなど、極めて軽症で終わるのが特徴です。この軽症水痘が、手足口病や虫刺されと見分けを難しくする要因となっています。

Q4:大人がかかった場合、仕事を何日間休む必要がありますか?
A4:水疱瘡の場合は労働安全衛生の観点や感染拡大防止のため、子どもと同様に「すべての発疹がかさぶたになるまで」(約1週間から10日間)の休職が強く推奨されます。手足口病には大人の法的な就業制限はありませんが、大人が罹患すると高熱や足裏の激痛で歩行すら困難になる重症例が多いため、解熱して痛みが和らぐまで最低でも3〜5日程度の静養を余儀なくされるのが実情です。

中村 さくら
Author

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。