駅から発着する直行バスに揺られる人々のお目当ては、世界中からファンが訪れる「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」だ。名作の数々を生み出した巨匠の精神を受け継ぐこの施設は、地域全体を巻き込んだコンテンツツーリズムの強力な牽引役となっている。
駅からミュージアムへと続く道すがらには、キャラクターのブロンズ像や遊び心あふれる案内標識が点在。歩くこと自体が体験型のエンターテインメントとなり、ファンにとっては聖地巡礼のプロムナードとして機能している。文化と街が共鳴し、日常の通学路や通勤路がそのまま観光資源へと昇華する好例がここにある。