服を食べる虫の正体と発生源は?穴あきを防ぐ駆除と最新対策2026

服を食べる虫の正体と発生源は?穴あきを防ぐ駆除と最新対策2026

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衣類に穴が開いたとき、「どこかに引っ掛けたのだろうか」と見過ごしてしまうケースが少なくありません。しかし、繊維の断面が不揃いにちぎれていたり、クローゼットの隅に砂粒のような白や茶色の小さな物体が落ちていたりする場合、それは衣類害虫による食害です。一般家庭のクローゼットで衣類を食べる虫の正体は、主に以下の2系統・4種類に絞られます。

1つ目は甲虫類であるカツオブシムシ類(ヒメマルカツオブシムシ、ヒメカツオブシムシ)。2つ目は蛾の仲間であるメイガ類(イガ、コイガ)です。これらに共通する決定的な生態的特徴は、「服を食べるのは幼虫の時期だけ」という点にあります。成虫は屋外で花の蜜や花粉を摂取して活動しますが、産み落とされた幼虫は暗くて空気の動かないタンスやクローゼットの奥深くを好み、動物性タンパク質を貪欲に摂取して成長します。

幼虫が好むのは、ウール、カシミヤ、シルク、羽毛といった高級天然繊維です。一方で、植物性繊維のコットンやリネン、化学繊維のポリエステルは主食にはなりません。ただし、汗、皮脂、食べこぼしの汚れが付着していると、その汚れごと繊維をかじり取って穴を開けてしまいます。「化繊だから防虫対策は不要」という思い込みが、深刻な食害を招く大きな落とし穴となっています。

中川 明日香
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中川 明日香

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。