Q1:西郷隆盛の犬で一番有名な「ツン」はどんな最期を迎えたのですか?
A1:ツンは西郷が明治10(1877)年の西南戦争で自刃するよりも前に、鹿児島で病気のために亡くなったと伝えられています。西郷はツンの死を深く悲しみ、丁重に弔ったとされています。
Q2:上野の西郷隆盛像の犬のモデルが「トラ」だったのはなぜですか?
A2:銅像を制作した明治20年代後半にはすでにツンが他界しており、写真も残っていなかったためです。彫刻家の後藤貞行は、ツンの面影に近く体格が優れていた仁礼景範大佐の愛犬「トラ」を実物モデルとして採用し、複数の犬の特徴を組み合わせて完成させました。
Q3:西郷隆盛はなぜ一度に何頭も犬を飼っていたのですか?
A3:主な目的は「兎狩り」という実用的な狩猟のためでした。広い山野で素早い野兎を追い詰めるには、嗅覚に優れた犬、俊敏な犬、獲物を捕らえる力の強い犬など、役割の異なる複数の猟犬チームが必要だったため、10頭以上の犬を群れとして管理・飼育していました。