Q1:韓国で中国に対する批判がここまで強まった最大のきっかけは何ですか?
A1:2016〜2017年のサード(THAAD)配備に伴う中国側の経済報復措置が決定打となりました。韓国企業の締め出しや観光客の制限といった露骨な圧力を受けたことで、韓国世論の間に「経済力を武器に主権を脅かす国」という強い不信感が定着しました。
Q2:「キムチ起源論争」や「韓服論争」に対する韓国現地の本音は?
A2:単なる食文化や服飾の議論にとどまらず、自国の固有のアイデンティティを奪おうとする「文化的侵食(東北工程の文化版)」と受け止められています。特にネットを多用する若年層を中心に、激しい憤りと警戒感が共有されています。
Q3:中韓両国は関係改善に向けた歩み寄りはしていないのですか?
A3:首脳会談や閣僚級の対話など、外交的なチャンネルは維持されており、実務レベルの経済協力や人的交流の管理は模索されています。しかし、国民感情の悪化と産業の競合関係という構造的な問題が根深いため、過去のような親密な関係に戻ることは極めて困難と見られています。