Q1:爪甲剥離症は人にうつる病気ですか?
A1:外力、ジェルネイルの刺激、アレルギー、貧血などが原因であれば、他人に感染することはありません。ただし、原因が白癬菌(爪水虫)やカンジダ真菌である場合は、バスマットやタオルの共有を介して家族などに真菌をうつしてしまうリスクがあります。感染性の有無を確認するためにも、早期の皮膚科検査が推奨されます。
Q2:剥がれて浮いてしまった白い部分は、ハサミや爪切りで切るべきですか?
A2:無理に白い部分の根本まで切り込むのは避けてください。爪床が露出すると急速に皮膚が乾燥・角化し、新しい爪との接着力を失ってしまいます。先端が何かに引っかかって危険な場合のみ、ヤスリや爪切りで角を丸く整える程度にとどめ、残りはテープ等で保護するのが安全です。
Q3:皮膚科に行くまでの間、市販のオロナインやワセリンを塗っても大丈夫ですか?
A3:純度の高い白色ワセリンによる爪周りの乾燥防止は安全かつ有効です。一方、オロナインなどの抗菌軟膏は、細菌には作用しても白癬菌やカンジダといった「真菌」には効果がありません。また、軟膏の基剤でかぶれを起こすリスクもあるため、原因が未確定の段階では余計な薬剤成分を含まないワセリンのみを使用し、速やかに受診してください。
Q4:一度剥離した爪は、完全に元の綺麗な状態に戻りますか?
A4:早期に原因を取り除き、爪床の角質化が進んでいなければ、爪が生え変わる約半年後には完全に元の密着したピンク色の爪へ再生します。ただし、年単位で剥離を放置して爪床が完全に皮膚化してしまっている場合は、爪が接着しにくくなり、部分的な浮きが後遺症として残ることもあります。