Q1:スピール膏を貼っても治らないどころか、皮膚が白くふやけて広がったのはなぜですか?
A1:その病変が魚の目ではなく「ウイルス性イボ」だった可能性が極めて濃厚です。スピール膏は角質を軟化させる作用がありますが、イボに貼ると正常な皮膚バリアを壊し、ふやけた組織からウイルスが漏れ出して周囲へ広がるリスクがあります。ただちに使用を中止し、皮膚科を受診してください。
Q2:子供の足の裏にできた硬いぶつぶつは、本当に魚の目ではないのですか?
A2:医学的に、骨格や歩行圧が未熟な小児に魚の目ができることは極めて稀です。子供の足の裏にできる病変のほとんどは、プールや学校の床からHPV(ヒトパピローマウイルス)が感染した「尋常性疣贅」です。爪切りで切ったりせず、小児の扱いに慣れた皮膚科へ連れて行ってください。
Q3:液体窒素治療はなぜあんなに痛いのですか?麻酔はできないのですか?
A3:マイナス196度の極低温で真皮近傍の細胞を一気に凍結壊死させるため、組織の熱傷(凍傷)反応に伴い強い痛覚神経刺激が走るためです。局所麻酔の注射自体が足裏では強い痛みを伴うため通常は無麻酔で行われますが、痛みに弱い小児や痛覚過敏のある部位には、塗り薬による外用療法やレーザーなど痛みの少ない代替治療を医師に相談することが可能です。
Q4:魚の目の芯は、お風呂上がりにピンセットや針で抜いても大丈夫ですか?
A4:絶対にやめてください。家庭用のピンセットや針は無菌状態ではなく、真皮深くまで突き刺さっている芯を無理に引き抜こうとすると化膿菌(黄色ブドウ球菌など)が入り、蜂窩織炎などの重い皮下感染症を引き起こす危険性があります。また、万が一イボだった場合、出血を通じて一気に周囲へ感染が拡大します。