彼女の歩みを振り返る上で、1990年代の爆発的なムーブメントは外せない。名プロデューサー小室哲哉に見出され、エイベックス・グループの主力アーティストとして鮮烈なデビューを果たした彼女は、『CANDY GIRL』などの大ヒット曲で一躍時代の寵児となった。
自分で作詞を手がけるシンガーソングライターとしての才能を開花させ、世紀末の2000年には歴史的名曲『LOVE 2000』を発表。自らの足で力強く歩む女性像を歌い上げたあのフレーズは、日本全国の若者の心を揺さぶった。当時の日本の音楽業界において、彼女は単なる歌手ではなく、ファッションや生き方そのものを提示するJ-POPのトップランナーだったのだ。その時代から現在に至るまで、ブレない芯の強さは変わっていない。