Q1:解体後に冷凍された塊肉をもらいました。失敗しない解凍のやり方は?
A1:電子レンジや室温放置での解凍は厳禁です。ドリップ(旨味と血の混ざった水分)が大量に流出して肉がパサつき、臭みの原因になります。肉を密閉袋に入れたまま氷水(氷をたっぷり入れたボウル)に沈め、約2〜3時間かけてゆっくり戻してください。温度変化を抑えながら解凍することで、肉の保水性を損なわずに復元できます。
Q2:下処理をしてもどうしても獣臭さが抜けない場合、どうリメイクすべきですか?
A2:一度茹でこぼして表面のアクと脂を洗い流した後、香辛料を多用した煮込み料理へシフトしてください。クミン、コリアンダー、カルダモンなどのスパイスを利かせた「ジビエスパイスカレー」や、赤ワイン、八角、トマトペーストとともにホロホロになるまで煮込む「猪肉の赤ワイン煮」に仕立て直すことで、不快な臭気成分をマスキングし、濃厚な煮込み料理として美味しく昇華させることができます。
Q3:生姜焼きのようにフライパンで炒めて食べることはできますか?
A3:十分に可能です。ただし、厚みがあると中心まで火を通す間に外側が縮んで硬化してしまいます。2mm程度の薄切りにし、あらかじめ重曹水(1%濃度)に20分漬けて保水性を高めておきます。タマネギのすりおろしと生姜を合わせた醤油ダレに15分ほど漬け込み、強火で短時間で火を通すことで、柔らかく風味豊かな生姜焼きに仕上がります。